世田谷サムライボーイズの監督として、10年間指導してくださった大友監督が本年限りでの勇退を決断しました。
強制的な指導ではなく、選手の自主性を大切に育成する方針で指導を続けてくださいました。卒団後の選手が、よりハイレベルな環境にも対応できるようにと続けてきたその指導方針で、サムライボーイズ発足から輝かしい戦績を残してきました。
以下、大友監督からのメッセージです。
若きサムライ、新たな時代へ
2019年12月をもってサムライボーイズの監督を退くことになりました。
チーム発足から携わり、10年間で多くの方々にお世話になりました。関係者の皆様、本当にありがとうございました。
サムライボーイズでは監督としてチームを強くすることはもちろん、選手を一人の大人として成長させることを目指し、一日一日を大切に指導してきました。周囲の方々に恵まれたことで本当に充実した日々を送れたと思っています。
最近は、10年前に指導した1期生のOBが、コーチとしてグラウンドに足を運んでくれるようになり、後輩を指導しています。その姿を見て、このチームに残したかったサムライ魂がしっかりと継承されていることを嬉しく思いました。また、その思いは、私がいなくともサムライボーイズは強くあり続けるだろうという確信へ変わっていきました。
チームが長く続いていくためには、世代の交代は避けては通れない道だと思っています。私が退任した後は、監督をNPB出身者の戸叶氏に任せ、若くて志の高いコーチ陣とともに、次の10年へ向けチームをさらに成長させてくれることと思っています。陰ながらではありますが、心より応援しています。
今後はサムライで得たかけがえのない経験をもとに、野球指導者としてさらにステップアップしていきたいと思っています。野球を続けていく中で、どこかで再会できたらと思っています。
最後になりましたが、私の意志を尊重し退任を受け入れ、背中を押してくださったサムライボーイズの皆様に、改めて心よりの感謝を申し上げます。
本当にありがとうございました。
勇往邁進
大友 進